For You ‐この想い君へ‐


(あれ…?なんか…)


少し自分に違和感を感じたが
あたしは登り続けた


少しずつ休みながら地道に登り続け
やっと半分のところに到達した


「ここで半分だもんねー…
けっこう登った気がするんだけど…」


「確かに…まああと半分頑張ろ」


「あのさ、ちょっと休んでから行くから先に行ってて…」


「え、どうしたの?」


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