For You ‐この想い君へ‐
「ちょっとバスで酔ったみたいで…
休んだら行くから…」
さっきの違和感はバス酔いのせいだった
「渚顔色悪いよー?先生に来てもらって先下りた方がいいんじゃない?」
亜希は心配そうにあたしの顔を覗く
「あたし先に行って先生呼んでくるから、ちょっと晴香ついてて」
「あ…」
「分かったー」
亜希は先にいる担任の元へと走っていった
「亜希、本当ごめんねー…」
(すごい申し訳ないな…)