For You ‐この想い君へ‐


「だって…松永に弱み握られたくないし…見られるの嫌だし…」


「弱みとか思わねーし、見て別に引いたりしねぇ。くだらねぇこと考えんな。」


(松永…)


あたしはそれから…吐いた(笑)


そんな中、松永は黙ってあたしの背中をさすってくれていた…


その手はいつになく感じたことのない優しさがそこにはあった


そして、あたしは疲れていつの間にか松永の背中で眠っていた


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