For You ‐この想い君へ‐


するとあくびをしながら教室に入ってきた松永は、席に座り机でうつぶせになり寝はじめた


「なんなの王子様って」


「あんたをおぶった王子様じゃん。あの松永くんは」


晴香は寝てる松永を指さす


「お、王子様って…」


(柄に合わない…)


「好きになっちゃった?」


「なるわけないでしょ!」


あの事は松永には感謝してる
だけど、好きになるとか…
そんなこと、あるわけないよ…


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