For You ‐この想い君へ‐


「いいって!汚れるだろーが」


松永はタオルを振り払おうとする


「こんな時にカッコつけるな!」


(これはあたしのせいでもあるんだから…!)

振り払おうとするタオルを
腕に無理矢理押さえる

「いたっ…」


松永はあたしに軽くチョップをする


「…分かったから!」


すると松永は諦めたようにタオルを自分の腕に当てた



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