For You ‐この想い君へ‐


「じゃあ亜希は運ぶのを手伝って
渚ちゃんと晴香ちゃんはこの看板持って学校中を回ってくれる?」


そう言って美和さんは看板を取り出した


「宣伝ってやつですね」


「その通り。ある程度回ったら帰ってきて。
じゃあよろしくね」


そう言って美和さんは親指を立てウィンクをした


そしてあたし達は看板を持って教室を出た


「美和さん着付け出来るってすごいよね」


「うん。かっこよかったー」


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