For You ‐この想い君へ‐
「うぇ…ぶぇくしょんっ!!」
(え…!)
松永は目の前で大きなくしゃみをした…
はは…本当に気持ちいい大きなくしゃみでしたね…
はは…告白なんてそんなバカな話ないですわね…
「わりぃわりぃ。思い切りしないと気が済まないかったからさ」
松永は少し笑いながら鼻をかいている
「じゃ…じゃあ手ぐらい押さえてしてくれるかな!すごくあたしにツバが飛んだんだけど」
「それを新しいクラスの土産に持ってけばいいよ」
「そんなもん誰もいらないし!」