Time girl ~時を越えた少女~

璃緒SIDE






  小柄な体に真っ白な肌。


  目はぱっちりな二重で鼻は小さい。


  唇はぷっくりしてて小顔だ。


  妃依は超かわいい。


  絶対俺の彼女にしてやる!!!!


  さっき気づいたけど一目惚れしたんだ。


  俺、自分から恋をしたのは
  始めてだったり・・・。


  今までは女に全く興味なんてなかったからな。


  妃依から聞いた話だと
  彼女は1000年前から
  タイムスリップしてきたようだ。


  俺はとりあえず、
  買い物に行こうと言った。


  いろいろ必要なものとかあるしな。


  けど、向かった先は玄関ではなく
  2つ隣の部屋。


  なぜなら、俺のうざったい妹も
  連れていくからだ。


  まあ、妹っていっても
  双子だから歳は変わらないんだけどな。


  それにしても2つ隣の部屋なのに
  無駄に遠い。


  あ、そういえば歳聞いてない。


  「俺、高1なんだけど妃依は?」


  「鷹野さんと同じ高1です。」


  同い年か。


  ていうか今気になったんだけど、


  「ねえ、敬語やめない??
   俺たちタメじゃん?
   あと、璃緒ね?
   今度、鷹野って言ったら
   罰ゲームね笑」


  「・・・・分かった。り、璃緒君」


  君づけか・・・。
  まあ、今はいっか♪


  いつか俺の物にしてみせる!!
  

  そんなこと思っているうちに
  妹の部屋についた。




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