Time girl ~時を越えた少女~
「さて、本題に入るけど、
妃依ちゃんを元の世界へ返すんだろ?
その情報を集めておこう。
それと、妃依ちゃんは璃緒と同い年?」
「そうだけど?」
「分かったわ。
妃依ちゃんの学校は、
璃緒と莉華同じで、
同じクラスにしてもらうわっ♪
真智に頼んどくわ。」
反応したのは意外にも母さん。
『真智』とは、
俺の行ってる高校の理事長だ。
母さんの親友らしい。
俺にとっちゃ噂好きのおばさんにしか
見えないけどな。
「母さんナイス!!
ちなみに明後日までによろしく。」
「いいわよ~。
私達あなたと妃依ちゃんのこと
応援してるわっ!!
将来、妃依ちゃんは
私達の娘になるのよっ!!ウフフッ。
楽しみねえ~♪」
「気が早いよ・・・。まあよろしく。
じゃあなっ。」