Time girl ~時を越えた少女~





  「どうもっ。今日はごめんな?
   母さんがあんなうるさくて。
   母さんはあんな性格なんだよ。」


  「ううんっ。全然だよっ!!
   璃緒君のお母さんね、
   あたしのお母さんにすっごい似てるの!!
   まるであたしのお母さんみたい♪」


  へえ・・・。


  俺の母さんと同じか・・・。


  大変だなあ、それは。


  「そっか。あのさ、妃依は高1だろ?
   明後日から俺達と同じ学校だから。
   あ、妃依と俺は同じクラスね?笑」


  なんでクラスまで分かるんだ?って
  顔してる笑


  ククッ。


  「俺の母さんと学校の理事長は
   親友なんだよ。分かった?」


  「そうなんだあ~!!凄いね!!
   私は璃緒君と同じクラスなんだ~。
   安心だねっ!!」


  かわいい奴。


  「とゆうことでよろしくな!!
   明日は、街探検でも行く?笑
   1000年先の街は
   妃依も知らないだろ?」


  妃依は笑って返事した。


  「うん!!一緒に行こうね!?」


  「当たり前だろ。
   妃依、髪塗れてると風邪ひくぞ?
   乾かしてやる。」


  「え、いいの!?ありがとお~♥」


  俺は妃依の髪を乾かした。




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