Time girl ~時を越えた少女~




 翌日




「妃依ちゃーん?気をつけて行ってくるのよ!?
 忘れものはない!?」


「ぷっ。ママ、妃依は
 小学生じゃないんだから平気だよ!!」


「そう?
 あ、妃依ちゃんこれ・・・。」


そう言って私が渡されたのは
白くてかわいい携帯。


「え・・・?」


「自由に使ってちょーだい♪
 あと何かあった時は大変でしょ?
 皆の登録してあるから
 何かあった時は電話するのよ?」


「あっ、ありがとうございます♪」


「母さんかよ。
 だから朝、携帯が
 ちがう場所に置いてあったのかよ。」


「そっかあ~。あたしのもだよー。」


「うふふっ♪みんなの携帯に
 妃依ちゃんの登録してあるわよっ♪」


「さんきゅっ。」


「じゃあ、行ってらっしゃい♪」


「「「いってきます」」」







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