Time girl ~時を越えた少女~
「じゃあ僕が先に教室入るから、
入ってって言ったら入って来て?
いいかな?」
「分かりました。」
ガラッ。
時田先生は教室へ入っていった。
―――5分後
「入ってきて~。」
ガラッ。
「あっはい!!」
コツコツコツ。
「皆注目!!
今日、このクラスに
転入してきた子だよ~。
はい、自己紹介して!!」
そう渡されたのは、マイクの形をしたもの。
ん?
マイク!!?!
恥ずかしいよ////
「ええっと、その・・・///
咲山妃依です・・・。
よろしくお願いします////」
これでいいよね!?
私が自己紹介した途端教室が騒がしくなる。
え、私変なこと言ったかな!!?
「はいはい、じゃあ咲山さんの席は
そこの空いてる席ね~?」
先生は真ん中にあいてる席を指差した。
隣は璃緒君。前には、莉華。
やったあ♪
「あっ、因みに咲山さんは
鷹野のはとこらしいから、
案内は、鷹野達にしてもらってね~。
じゃあ1時間目は自習~!!」
「あ、はい・・・。」
私は璃緒君の隣の席に座った。
1時間目は自習ということもあって
クラスは騒いでる。