Time girl ~時を越えた少女~
璃緒君から受け取ったアイス。
すっごいおいしそう・・・♪
ぱくっとアイスにかじりついていると、
「妃依、俺に一口ちょーだい!!」
なんて、璃緒君が言ってきた。
「あ、うん。いいよー。
はい。」
そう言って一口すくって
璃緒君の口元へ近づける私。
「ラブラブねー★ウフッ」
「本当だねー。」
なんて言ってる莉華と悠真君。
何が、ラブラブなんだろ?
璃緒君は少し顔が赤くなりながらも
アイスを一口食べた。
「ほえ?璃緒君、熱でもあるの?」
・・・。
一瞬の沈黙。
「っぷ笑」
そう笑い出したのは莉華。
私の頭の中はますます?マークでいっぱい。
璃緒君も悠真君も次々笑いだす。
「あははっ♪なんでもないよ♪」
と、莉華は言った。
じゃあ、気にしないでいっかあ♪