先輩とあたし


「あの!先輩!名前教えてください!」


美雨はちっちゃい人の前に行くと少し顔を赤らめながらそういった。


ほんと勇気あるなぁ。

行動力があるんだな、

でも聞かれた相手はかなり驚いてるけど(笑


「え…あ…俺?、俺は神崎隼人(かんざきはやと)。

君は?」

神崎先輩は微笑みながらそうきいた。


神崎先輩は背は低め、目が大きく、

弟にしたいナンバー1とかになれそうな感じ。


「私は葉山美雨です!」


「そっか美雨ちゃんか。これからよろしくね!」


「あ、はい!…あと…よかったらメアド…教えてくれませんか」



「へっ?」

私はついでてしまった声をあわてて手でふさいだ。


美雨…



それはさすがに早いんじゃ、、(汗


「いいよ♪」

でも神崎先輩から帰ってきた言葉は私の予想をはんするものだった。


「やった〜★」


わぁ〜美雨、嬉しさが顔にでまくってる。


まぁ、これはこれでよかったのかもな。


やっぱ友達の恋は応援したいし!


「ねぇ、君の名前は?」


「ふぇ?」


あまりにも突然声をかけられたのでかなりまぬけな声がでてしまった。
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