先輩とあたし


私はクラス分けの紙を見て自分のクラスにはいった。

私のクラスは1年3組。



男子多いな、、

教室にはいった瞬間私は思った。


私はとりあえず席についた。



「ねぇねぇ!どこ中?」


するといきなり前の席の女の子が話しかけてきた。



「桜中だよ!えっと…」



「あ、あたしは葉山美雨(はやまみう)よろしくね★みうってよんで!ちなみに古田中出身。」




美雨はにっこりと微笑みながらそういった。



美雨は髪は肩くらいで、目がぱっちりした小さくて可愛いという言葉がぴったりの女の子だ。


「私は、日向優奈。ゆうなってよんで!よろしくね♪」


私もにっこりと微笑みながらいった。


「桜中って…結構遠いとこから来てるんだね。」



美雨はただでさえ大きな目をさらに大きくしていった。


「うん。っていっても通ってる訳じゃないんだけどね」


私はあははと笑いながらそういった。


「えっ!?じゃぁ1人暮らししてるの?」


「うん。」


「うそぉ!凄いね。じゃぁ今度遊びにいってもい〜?」


美雨は目を輝かせながらきいてきた。



「いいよ〜♪」


私が笑顔で答えると


「やった♪」

美雨は嬉しそうにいった。すると


「席につけー」


と担任が入ってきた。


みんなそれぞれが席につく。


うん。やっぱり男子多い。

私の席のまわりは前の席の美雨以外みんな男子だ。


「いまから入学式にいく。すぐに廊下に出席番号順にならんでついてくるように」



そうして私たちは入学式へいった。
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