先輩とあたし
直樹side




え…




ぇえ?!?!!



おいおい!


俺の試合はいつあるかって…





見に来てくれるっていうことだよな?




「俺は3試合目にAコートで試合があるよ」




「そうなんですか!」



そう言って微笑む優奈。





その笑顔はやべぇな。



いろいろと。



「俺の試合見に来てくれんの?」




「そのつもりですよ?」




なにかと疑問系なところも可愛いと思ってしまう。




俺って重症。相当重症…




『あれって滝岡くんじゃん!』



俺の周りから、そんな声がおこり始めた。



「あ…それじゃぁ失礼します。」



その変化に気づいた優奈は何処かへいってしまった。




俺の周りに集まって来る女子達。


『滝岡くん!試合は何試合目?』



『バレー?ソフト?どっち〜?』



口々に聞いてくる女子達。



いい加減うぜぇ…




俺はそれらを無視し、遼のもとへいった。




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