先輩とあたし
優奈side




「めっちゃ神崎先輩かっこよかった!★」



美雨はさっきからそればかりを繰り返している。



幸せ者だなぁ〜




美雨をみながらそう思ってしまう私。



「ねぇ、優奈!滝岡先輩の試合そろそろじゃない?」




「へ?」





うそ!?もうそんな時間?





「へ?じゃないよ〜!見に行くんでしょ!?」




そう言った美雨はたのもしくて



「うん。」




私は素直にそう言った。




ちょっとだけ、ほんのちょっと見るだけなら





いいよね?





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