先輩とあたし


「絶対勝とうね★盛上りましょ〜♪」




私達は円陣し、そう言い気合いをいれた。



相手は1年5組




うわさによると、美人バレー部がいるらしい。




美人って所はまぁ置いといたとしても…




バレー部っていうのはかなり厄介。




いきなり手強いチームをクジでひいてしまう私は、くじ運がない。





でも当たってしまったものはしょうがない。




全力で勝ちにいく!




「優奈!」




美雨は私に向かってきれいなトスをあげた。




「はい!」



私はそう言うと思いっきりとび、そのボールをうった。




そのボールは相手チームの1人の腕をかすめ大きくコートの外に飛んでいった。



「やった〜♪優奈ナイス〜」



「美雨こそ、ナイストス★」


私と美雨はハイタッチをした。





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