先輩とあたし
なかなか走るチームかも、、
只今部活見学中。
見る限りでは結構ハードな練習をしている。
というか…見てるとやりたくなるんだよね!
「ゆうな!ゆうな!」
いきなり美雨が肩をバシバシとたたいてきた。
「ちょっ、美雨?どしたん?」
「めっちゃタイプ!」
美雨は目を輝かせていってきた。
いやいや美雨さんまったくわかりませんが
「誰が?」
私が聞くと
「あそこにいる人!」
女バスの隣のコートで練習していた男バスを指差してそういった。
って…男バスみてたんかい!
という突っ込みを心の中で入れながら美雨の指差す方向に目を向ける。
あぁ、
確かにカッコいいかも。
そこにはひときわ目立っている人がいた。
髪は今風だけどそんなに長くなくて、爽やかな感じ。
背が高くて、
うん、あれは一般的にかっこいいってゆうやつだ。
「確かにカッコいいね!」
「でしょ〜//背が低いのがちょっとあれだけど、うちより高そうだし、ほんまに理想の人〜♪」
美雨は顔を赤らめながらそういった。