先輩とあたし
滝岡先輩はあっさりそしてにっこりとそう言った。
「じゃぁ俺、優奈教えるから!」
滝岡先輩は神崎先輩にそう言うと私の前に座った。
うわぁ、真っ正面だぁ…//
「ん?どうかした?」
私があまりにも見ていたことを不思議に思った滝岡先輩はそういった。
「あ…その、先輩の勉強時間削っちゃってすいません。」
「全然気にしなくていいから」
眼鏡かけてるからかな?
いつもよりもかっこよく見えるのは。
「先輩って眼鏡だったんですね?」
「違うよ、これはダテ。ほら」
そう言って渡された眼鏡。
私はそれをかけると
「あ、ほんとだぁ!全然度が入ってないですね!」
といった。