先輩とあたし


「ふぁぁ〜」

うぅ…眠たい…


私は眠たい目をこすりながら学校までの道を歩いていた。

美雨が朝練きてとか言うから…


そう、私は昨日グラブ見学したあと美雨に

『明日から朝練いこうね!』

と可愛い笑顔でいわれたのだ。


可愛い笑顔でいわれたら断れるわけないじゃんかぁ。


「おはよ」


ん?

え…ぇ!?

なんで?


かなり方針状態の私。


目の前には昨日遠くからながめたカッコいい人。



んん?


ってか…



挨拶された?…よね


「お…はようございます?」

なぜか疑問系になってしまう私。

だってさ、、


だって、、


初対面じゃん!!


向こうは私のことなんて絶対知らないし

ん?でも知らなかったら声かけない?


あー!わかんないぃ!


私の頭の中は混乱していた。
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