先輩とあたし
それにしても、私さっきから先輩によくしてもらうばっかりじゃない?
このお出かけの本来の目的って…
私が滝岡先輩にお礼するんだよね?
できてないじゃん;;
なんか買おうかな?
でも滝岡先輩にバレずに買えるかな?
あ〜!
わかんないよ〜!
私が一人で頭をかかえていると…
「彼女ひーとり?俺らと遊びにいかない?」
2人組の、男の子に声をかけられた。
制服を来ているから多分高校生であろう。
「いや…えっと…人を待ってるんで…」
伏し目がちにいう私。
「え〜いいじゃん!おれらと遊びにいこーよ」
何を根拠にいいじゃんっていってるの?この人達。
しかも軽すぎ!
無理無理!
「ほんと…むりです。」
「遠慮すんなって〜」
そう言い腕をつかもうとするその男の子。
「や…」
グイッッ