続・恋する心は“あなた”限定
「中学の同級生らしいんだけど、急に声掛けられたんだ…。ただそれだけだから。」
アタフタしながら、由優の目線に合うよう背を屈めて澄んだ瞳を見つめた。
「うん…。分かった…。な、なんかごめんね…。私、ちょっと妬いちゃったみたい。」
恥ずかしそうに微笑みながら、繋いだ手を見ている由優に、心臓が破裂しそうなくらいドキッとしてしまった。
由優のヤキモチ…
不謹慎かもしれねぇけど、壮絶に可愛い…。