続・恋する心は“あなた”限定
大通り沿いを少し歩き、見つけたカフェに入ろうとした時だった。
『あれっ?空守先輩じゃないですか!?』
………。
今度は一体なんだよ…。
お店のドアを開けようとしていた俺は、声のした方に渋々と視線を向けた。
『うわっ!やっぱり空守先輩だ!お久しぶりです!』
俺のところにやってきたのは、男3人。
あぁ…コイツらサッカー部の後輩だ。
…と言っても、俺は他の部もカケモチしてたから、そんなに関わってなかったけど。