続・恋する心は“あなた”限定
────────…‥
──────…‥


「……ん…」


目を開けて時計を見ると、お昼前になっていた。


わわっ…!!
軽く目を閉じて、休んでいるつもりだったのに、ぐっすり寝ちゃったみたい…!

理緒との待ち合わせ時間まで、あと1時間ぐらいになっちゃったよ…。


慌ててベッドから飛び起きた私は、部屋の中でオロオロしてしまった。


あ!
そういえば熱…!!


ベッド脇に置いてあった体温計を急いで手にとった。


< 165 / 304 >

この作品をシェア

pagetop