続・恋する心は“あなた”限定

まだ来てない…なんてことはないよね…。


学校の方へと続いていく道を遠くまで眺めた。


もしかして、私があまりにも遅すぎて先に学校に行っちゃったのかな…。








「由優!」



聞こえてきた優しい声に、私は後ろを振り向く。


すると、玄関のドアのすぐ横で理緒が微笑みながら私を見ていた。



< 235 / 304 >

この作品をシェア

pagetop