続・恋する心は“あなた”限定

たちまち頬は沸騰しそうなくらい熱くなる。


あまりにもドキドキし過ぎて小刻みに震えていた左手を、理緒はギュッと握った。


「由優…、俺がお前を守る…。どんな時も守りぬく。だから…、これからも俺の傍に居て欲しい…。ずっと…一緒にいさせて欲しいんだ…。」


理緒の目は真剣な眼差しそのもので、私は一秒も逸らすことなんて出来なかった。



「由優……」


理緒の呼ぶ声に、私が口を開こうとした時だった。






「…将来、俺と結婚して欲しい…。」



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