続・恋する心は“あなた”限定
「本当だ!すごくいい匂いだし、美味しそうだな。どれどれ、試しに一つ…」
「あっ!ちょっと、お父さん…!!ダメだよ…。」
お父さんにつまみ食いされないよう、慌ててお菓子を置いていたお皿を遠ざけた。
「こ…これは、理緒に一番最初に食べてもらうんだから…。」
“え〜、食べたいなぁ…”と残念がるお父さんをよそに、ラッピングをすることにした。
うかうかしてると、食べられちゃいそう…。