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「うっ!」頭が痛い。だんだん体が蝕まれていくような感じがした「うおおおおおお!」その瞬間、有馬龍司は変わった。いままでとは違う、目つき、口元までが、悪魔のようだった。「ケケケケケ、久しぶりに楽しめそうだ。」邪悪な笑いを浮かべながら、攻撃体勢に入っていた。「さあ、いままでの分、全部返すぜ。覚悟しやがれ!」有馬龍司のもう一つの人格、有馬妖一は相手に向かって走り出した。
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