Eternal Journey 〜永遠の旅路〜

青髪の女は申し訳そうな感じに口を開く


『あの…いきなりで申しにくいんですが…私を連れてってくれませんか？
実はちょっと記憶が飛んでて…家とか名前とかまったく覚えてなくて…だからここ2､3日…この森で迷ってたんです､もし､もしよかったらでいいです
私を連れて行ってくれませんか？迷惑でなければ…』



その話を聞いた忍と政次は少し考え顔を見合わす､そして後を向き


『俺はべつにかまわん』

『僕もかまわないんですが…一つ気になることが』

『気になる事?』

『ええ､僕が始めに言いましたよね?全部で四つ､、内一つは桁外れにに強い気をもつやつって』

『ああ、それが?…っておい､まさか』

『ええ､まさにそのまさかです､あの女の人は僕たちより遥かに強い､でも今は記憶を失ってるみたいだし､追っ手もいるみたいなので下手に一人にさせるよりは僕たちと一緒の方が安全かもしれません』


忍は、んーと少し考えた末


『そうするか…』


二人は青髪の女の方に向きをかえ


『いいですよ?僕たちは一緒にきてくれてもかまいません｡』


青髪の女の子の顔はパァッと明るくなり


『ほ､本当ですか!!ありがとうございますっ!!』