Eternal Journey 〜永遠の旅路〜

一人をのぞいてにこにこしながら食堂に向かった、賑やかな街の中、活気溢れる店の並びを横目に食堂を探す、しかし半分くらい街を見回っても食堂は一軒しか見付けられなかった


『おい、食堂ってここしかねぇのか？』


『街に一軒しか無いなんて考えられませんけどね』

『ねぇねぇ、早く入ろうよぉ』


そうして中に入ろうと征次がドアを開けるとものすごい人ごみで入る事などできないぐらい混雑していた。そして空いているのは一番奥のカウンター……当然忍は


『俺はいい、お前らで入ってこい』

『あっ、僕もいいです。メリルさん、僕たちにかまわず腹拵えしてきてください』

『えぇ〜、私一人で行くんですかぁ？むぅ〜？じゃっ！行ってきますね』


そういうとメリルは人を掻き分けて中に入っていった…


『なんなんだあいつは…』


『[メリル腹の虫に勝てず]ですね』

二人はとりあえず、これから必要なものを揃える。と言うことになりまずは道具屋にむかおうとした時、征次があることに気が付いてしまった。