Eternal Journey 〜永遠の旅路〜
一章 『出会い』
ここはヒースガルドの南の森…
地域の住人ですら滅多に立ち入らない樹海、だが、今の二人には絶好の場所だった
『あっ、だめですよ、肩に力を入れちゃ』
腕を組ながら困った顔している小さな眼鏡をかけた青年は、少し前で顔をしかめながら話を聞いている少し長髪の青年に言った
『意味が分からん、分かりやすく説明しろ』
青年は腰にさした刀の柄に手を置き、あたかも説明出来ていないお前のせいだと言わんばかりの顔する
はぁ…と溜め息をついた細身で眼鏡をかけている政次(せいじ)は、無愛想な忍(しのぶ)に問い掛けた
『忍は気功ってどういう物か分かってるんですか?』
忍はその問い掛けに、なんのためらいも無く答える
『さぁな、政次、お前が使ってて便利そうだからだ』
はぁ…と政次は二度目の溜め息をつく
『気功とは、気を一点に集中し、体外に放出したり、傷をふさいだりするもので、誰の身体にもある力なんですよ、それをうまく引き出せるかどうかはその人次第ですけどね』
地域の住人ですら滅多に立ち入らない樹海、だが、今の二人には絶好の場所だった
『あっ、だめですよ、肩に力を入れちゃ』
腕を組ながら困った顔している小さな眼鏡をかけた青年は、少し前で顔をしかめながら話を聞いている少し長髪の青年に言った
『意味が分からん、分かりやすく説明しろ』
青年は腰にさした刀の柄に手を置き、あたかも説明出来ていないお前のせいだと言わんばかりの顔する
はぁ…と溜め息をついた細身で眼鏡をかけている政次(せいじ)は、無愛想な忍(しのぶ)に問い掛けた
『忍は気功ってどういう物か分かってるんですか?』
忍はその問い掛けに、なんのためらいも無く答える
『さぁな、政次、お前が使ってて便利そうだからだ』
はぁ…と政次は二度目の溜め息をつく
『気功とは、気を一点に集中し、体外に放出したり、傷をふさいだりするもので、誰の身体にもある力なんですよ、それをうまく引き出せるかどうかはその人次第ですけどね』