Eternal Journey  〜永遠の旅路〜
『まだやりますか?相手になりますよ?』


政次スマイルを見せながら不敵にいうと、野郎は叫びながら向かって来た


『はぁ、おとなしくしててくださいよ…しかたありませんね』


そう言うと政次は"気"を右手に集めてる、すると、右手首から先は赤い"気"で満されていく、殺さないように"気"を調節し…


『害虫駆除!(赤扇手)』


扇のような形になった"気"を左から右に、横なぎに振り切った、それをまともに受けた野郎は、無理やり政次の"気"が体に流れたせいで、体の中の気が乱れて、呼吸もままならない状態で意識朦朧としている


『大丈夫ですよ、小一時間くらいで、"気"の乱れはなくなって元にもどりますから』


政次はニコッと踏み付けた。
すると後ろからなんだか熱い視線を感じ、振り向くと、メリルがワク×2しながら政次のとこまで行った


『どうしたんですか?大丈夫でしたか?メリルさん』


ニコッと


『政次くんすごぉぃ♪私にもできるかなぁ?』


『まさか教えて欲しいんですか?多分無理ですよ?忍だってかなり苦戦してるんですし…それにメリルさんには……、いえ、なんでもありません、あっ、忍どこいったんですかね?』

『ぇっ、私にはなんですか?ねぇ〜、ぁっ、待ってょぉ政次く〜ん』


メリルは駆け足で政次を追いかけ、忍をさがしに二人は街にもどった


< 24 / 56 >

この作品をシェア

pagetop