Eternal Journey 〜永遠の旅路〜
『ありがとうございます、またゆっくり聞かしてくださいね!じゃぁ、忍の事、任してよろしいですか?』
『はぃ、じゃぁ…す、少し離れててください…』
魔導師の少女はそう言うと、胸の前で指を組み、そしてなにかを詠唱しだした
しかし、それは小さく…その上早くて聞取れない、彼女が詠唱しだして30秒もしないうちに指を組んでいた前方に、淡い緑色に発光する小さな球体がいくつも現れた
そして、それを確認すると忍の方に手を向け
『樹や森の緑の精よ、汝らの大いなる生の恵みを分け与えたまえ…』
するとエコーのかかったようなその声に反応するかのように、その幻想的な光景と雰囲気を醸し出していた淡い緑色の発光する球体は次々に忍の体に入って行く…
するとみるみるうちに忍の顔色が良くなり、呼吸も整い静かに眠って居るようだった、それをみて安心したのか少女は壁に立て掛けた杖のような物を手に取り
『ぁっ、あの、こ、これでもう、だっ、大丈夫です、では、わ、私はこれで…』
回復を終えた少女はそのまま帰ろうとする
『待ってください、忍が起きるまでここにいればいいのに』
『で、でも…私…まだ…忍君には会えないから…失礼しました』
そう言うと少女は悲しそうな顔をして部屋をでていった
『はぃ、じゃぁ…す、少し離れててください…』
魔導師の少女はそう言うと、胸の前で指を組み、そしてなにかを詠唱しだした
しかし、それは小さく…その上早くて聞取れない、彼女が詠唱しだして30秒もしないうちに指を組んでいた前方に、淡い緑色に発光する小さな球体がいくつも現れた
そして、それを確認すると忍の方に手を向け
『樹や森の緑の精よ、汝らの大いなる生の恵みを分け与えたまえ…』
するとエコーのかかったようなその声に反応するかのように、その幻想的な光景と雰囲気を醸し出していた淡い緑色の発光する球体は次々に忍の体に入って行く…
するとみるみるうちに忍の顔色が良くなり、呼吸も整い静かに眠って居るようだった、それをみて安心したのか少女は壁に立て掛けた杖のような物を手に取り
『ぁっ、あの、こ、これでもう、だっ、大丈夫です、では、わ、私はこれで…』
回復を終えた少女はそのまま帰ろうとする
『待ってください、忍が起きるまでここにいればいいのに』
『で、でも…私…まだ…忍君には会えないから…失礼しました』
そう言うと少女は悲しそうな顔をして部屋をでていった