Eternal Journey  〜永遠の旅路〜
第七章『姫桐さつき』
結局政次は少女を止めれないまま見送ってしまった


『はぁ…名前くらい聞いとけばよかったですね、仕方ありません、また会ったら聞きますか』


右手を腰に当てたまま小さな丸めがねを中指で少し上に直す


『ふぅ…、少し"気"を使い過ぎたせいかお腹も空いてきましたし、メリルさん、そろそろ下に…』


言いながら後ろを振り向くとメリルは退屈だったのか、いつの間にか忍のベットにもたれかかるように安らかな寝息をたてて眠って居た


『ん〜、寝てしまってますね、どうしましょうか』


①:寝かしておく
②:起こして食べに行く


『一人で食べに行って文句言われるのも癪ですし、連れて行きますか』


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