Eternal Journey  〜永遠の旅路〜
政次は人差し指の指先に少量の"気"を集め、メリルの肩にその指で触れ"気"を流す
するとメリルはうーんっと寝返りをうち、そのまま思いっきり背伸びをした、ショボショボした目をこすりながら正面にいる政次に気付く


『あっ、政次くんおはよぉ〜、なぁんか目覚めいいなぁ今日ぉ
あれ?さっきの女の子は?』


首を振り、部屋を一面見渡すが政次と忍の姿しかなかった

『あ、さっきの女の子なら忍には会えないからって言って行ってしまいましたよ』

『えぇ〜帰っちゃったの?忍の幼馴染みなら一緒にいればいいのにね』


メリルはニコッと笑うと


『ぐ〜〜』


と分かりやすい漫画のような腹の音をたてだす、メリルはお腹に手をあてるとお腹また空いてきたなぁっと笑う


『仕方ありませんね、じゃぁ、下に食べに行きますか、忍の状態も良さそうですし』


『やったぁ☆じゃぁ、行こう政次くん!』


メリルは政次の腕を掴みいそいそと部屋をでていった
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