ウチら谷川3姉妹
「恋、どうかした?」
『龍太!!』
「っ…なんだよ。」
ヤバい…
今、絶対に顔赤いよ////
「顔赤いけど、大丈夫か?」
『うっ…うん。大丈夫。』
「なら、行くぞ。」
『うん。』
私の頭の中は、さっき
の人のことでいっぱい
になっていた。
足下にあった、小さい
石につまづいてよろけ
てしまった。
「ホントに大丈夫か?
保健室行く??」
『大丈夫、大丈夫。』
「まあ、しんどかったら
すぐに言えよ。」
『うん。ありがとう』
龍太優しすぎる。
でも、さっきの人も
優しかったよな。
あぁー!!
私、重症だ…。