年上彼氏との恋愛事情
「あぁ?何だてめぇ…」
「……っおい、こいつって…」
男たちを見ると、顔が青ざめ
ていくのが分かる。
…誰、かな…?
窓から差し込む光が反射して
あの人の顔が見えない。
「おい、早く行こうぜ」
男たちはそさくさとあたしの
前から消え去って行った。
「………あ………っ」
その瞬間、
あたしは足の力が抜けて床に
しゃがみこんでしまった。
この人が来なかったら…
あたし…どうなってた?