年上彼氏との恋愛事情
先輩はびっくりして振り向いた。
「良かったら名前…教えてください!!」
こんなドキドキしたの初めてだ…。
しばらく沈黙が続いた。
…無理なのかなぁ…?
「……じゃあさ…」
沈黙を破ったのは先輩だった。
「……?」
「教えてあげるから、俺のお願い
1つ聞いてくれる?…助けたお礼
もかねて…さ。」
そう言って先輩はあたしに近づいてきた。
「どうする?」
「……え?////」
いつの間にか
あたしの顔の両側に
先輩の手があった。
…つまり後ろが壁だから
身動きがとれないわけで。
「どうするの?」
…先輩の顔が近いわけで。
「…………///」