年上彼氏との恋愛事情
そんなこと考えてたら
一瞬で佐倉萌花が床に
しゃがみこんでいた。
まあそりゃそうだよな。
「…大丈夫?」
「すみません…ありがとう
ございま……っえ!?」
俺の声に…ていうか俺に?
びっくりしたみたいで、
彼女の目は点になっていた。
…何か…おもしろい(笑)
でも…
「そんな驚かなくても…。」
「……ふぇっ…うっ……」
「えっ、おい!?……っ///」
彼女は大粒の涙を流しながら
俺に抱きついてきた。
「……った……」
「え?」
「怖かっ……たぁ……」