俺様メイド
「椿ーっ!!帰り待ってろよー!!」
俺は椿の肩に軽く触れた
パッ
「汚い手で触るな」
他に聞こえないように
小さな声でそう言われ、
見事に振りはらわれた
椿は学校ではただ可愛い子
演じてるからな。
俺と椿の秘密って
恋人みたいだな!!
今日も俺は粘り強く浮かれた
「お前また椿ちゃんに
振られてんの~?」
クスクスと笑うそいつは
俺の友達の星哉(セイヤ)。
「違う一緒に帰る約束
してたんだ!!」
少なくとも俺はそう思ってる。
「ぷっただの馬鹿じゃん」
「うっせぇ!!」