【ND第2回】雨



「もも、すげー好き」


「あたしも」


笑い合う2人。


そんな2人を包み込むギターの音色。


ポカポカ、と暖かい。


これも、雨の妖精の仕業なのかな?


ねぇ、由貴。


いつかまた会えるよね?






その時は


…───「ありがとう」って心から笑うから










空はあたしたちを見守っているように、いつまでもいつまでも優しく笑っていた。





end






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