ヒマリュウⅠ 〜03.18-SS【幸せいっぱい】追加〜



それでも、十分相手には伝わったみたいで。



「ま……じ…?」


『……ちょっ…』



一言呟いたかと思うと、あたしに抱きついてきたのだ。



あたしの心臓はもう決壊寸前。



『……に、してんのよ!!』



バシンといい音を奏でて、あたしは冬可を思いっきり叩いてしまった。



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