Sweet Game
STAGE1
プロローグ
「…別れよう」
放課後の教室で
私、川崎千奈 15歳は
たった今大好きだった
彼氏に振られました。
「あのっ…嘘だよね?」
それでも現実を受け止めることのできない私
「嘘じゃねえよ…」
それでも信じたくない
「やだっ…別れたくない」
自然と流れる涙
「そうやってすぐ泣くとか無理。てか正直お前に飽きた」
…ー飽きた?
それだけの理由で?
私がどれだけ好きだったか知ってるの?