Sweet Game
「な、何言ってるんですか?」
「そのまんまの意味だけど」
「じゃー、誰がそのゲームをするんですか?」
「俺とお前」
つまり、あれですか
1ヶ月以内に私は先輩に惚れたら負けで、先輩は私に惚れたら負け
っていう事ですかね?
「で、でも絶対好きになるって言い切れないじゃないですか?」
そう私が言うと先輩は小さく笑い、私の耳元に口を近づけた
「心配すんな…お前は俺にぜってえ惚れるから」
甘く低いその囁きに私の胸の鼓動が大きく揺れた