幼なじみ攻略法-愛しの先輩様へ、罰ゲームに便乗して-



彼の偉大過ぎる先輩は
食い気味で三度目の馬鹿を
言い放ち....


「んなこときいてねぇ
さっさと電話しろ。」


言葉のナイフを
突きつけたのだった。


彼はナイフにも
慣れていないし
珍しく弱気でもあった。


つまりこの状況は
彼にとって瀕死の状態も
同じで、当然返す言葉など
ありもしないのだった。



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