幼なじみ攻略法-愛しの先輩様へ、罰ゲームに便乗して-

「じゃあ、見ます??」


かけだ。


今の彼にとってみれば
ここはターニングポイント。
重要も重要だった。
世界会議に出しても
良いくらい。

...だしてどうするって
話だが。


とにかくそれぐらい
彼にとって重要だったから、
彼は好きオーラを
ありったけ込めて
はっきり言ったのだった。

つまり直球ストレート。



「俺は先輩と直接あって
ぜひ話したいんですけど。」



彼女からの返事は
なかなか来ない。

直球ストレートだったから
そりゃストレートに
伝わってはずだよね。


彼は静寂にすっかり
弱くなっていた。


だって本当は彼女は
大して間をあけずに
返事をくれていたのだから。


< 43 / 79 >

この作品をシェア

pagetop