幼なじみ攻略法-愛しの先輩様へ、罰ゲームに便乗して-
「...会ってくれるの??」
抱きしめたい。
これ、彼のこの言葉を
聞いたときの初感想。
彼はこの言葉を聞いて
少なからずストレートは
当たったらしいことを
確認し、初感想を頭の隅に
無理やり押し込んで
現実化に向けて努力しだした。
「はい。
てゆうかむしろ
あいたいんですが....。
って聞いてます-??」
彼女がこの時
直球ストレートに
ホームランだったことは
まだ知る由もない
彼なのだった。