ごめんね…そばに居られなくて

和解

それから数年の月日が過ぎだが、子供の誕生日を忘れず、衣類を送り続けた。
運動会や卒園式、入学式にも物影に隠れて、娘の晴れ姿を祝った。

いつか一緒に暮らせる日を夢見て…

その姿勢に、姑がこころの気持ちを理解してくれ、子供の様子を時々教えてくれるようになった。

子供にも、こころの事を日常会話で話してくれている
長い時間がかかったけど、わかってくれて良かった。いままでの苦悩がやっと報われたと思った。

そして、子供が健康で、元気に暮らしている事を本当に感謝できるようになった。

子供ががんばってる事が、なにより、こころの支えだった。

感謝が、こころを良い方向に導いていった。
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