アリス in wonderland
「そん時から惚れてたなら、仕方ないって思って。諦めようと思ったけど。」
「…何言ってんの、テッペイ?」
「俺ずっと、お前の事好きだから。つかさ兄がライバルかと思ってたけど、まさかこんな簡単に横から現れた宇佐美先輩にもってかれると思ってなかったから。正直焦ってる。最近機嫌悪いのそのせいだから。」
頭が、まっ白になって。
何も考えられない。
だって、こんな急に
こんなとこで
告白されるなんて。
誰が予想出来る?
その時、あたし達の番がきて、何もなかったかのようにジェットコースターに乗り込む。
だけどあたしは、何も考えられなくて、乗ってる間中、意識は飛んでたから。
気がついたら終わってた。